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4月21日(月)小学校との授業連携

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保健体育科、家庭科、数学科の三教科について、担当の先生がせせらぎ学園二校の小学校に出向いて授業を行います。弟さんや妹さんから「宗二中の先生がこんな授業をしたよ」といった話があるかもしれません。小学校の低学年からでも、実際に触れることによって中学校の勉強や生活が身近になるはずです。先を読む力を蓄えることに他なりません。宗二中の皆さんには、先人として地域の児童を温かく支えて欲しいと思っています。 「後生(こうせい)畏(おそ)るべし。焉 ( いずく ) んぞ来者の今に如 ( し ) かざるを知らんや。」2500年以上前に活躍した孔子(こうし)という思想家が残した言葉です。「無限の可能性を秘めた若者を見限ってはいけない。未来を担う人たちが今の我々の水準に及ばないなどと、どうして言えるものか。」という意味です。自分よりも後に生まれた者に自然と敬意を払えるようになると、自分の生き方も豊かになるはずです。  

4月14日(月)時間割による授業がはじまりました

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初日の授業は自己紹介、教材の説明、雰囲気づくりの活動などなど盛り沢山だったはずです。一年間でどんな力を付けてほしいか?一年後にどんな姿になっていてほしいか?どうして〇〇という教科を学ぶのか?などなど先生方の「語り」に着目して、それぞれの教科が目指す終着点をしっかりと見極めましょう。

4月11日(金)給食がはじまりました

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この時間を待ちわびていた人もいるはずです。給食は授業です。力を付ける機会です。栄養を摂取すれば当然、体の力が付きます。しかし、それだけではありません。栄養バランスや食習慣の知識、食べ物を大切にする気持ちなど、給食を通して学べることはたくさんあります。みんなと食べる楽しさで苦手なものが克服できたり、「いただきます」や「ごちそうさま」の意味を学んだり、地元から外国まで幅広い食文化について理解を深めたり、食体験ならではの豊富な役割があるのです。 なお、このページを使って、提供した給食献立を 月2回くらいのペースで 写真で紹介していく予定です。 さて一年生にとっては中学校で初めての給食でした。これまでとは配膳方法等が異なるため、初回は時間がかかるものです。が、私が見ていた限り、どのクラスもテキパキと準備を進め、しっかり食べていました。すばらしい。

4月9日(水)新入生オリエンテーション

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昨日入学した1年生と在校生が初対面しました。生徒会本部を中心とした在校生が委員会活動・部活動の紹介を行いました。 1年生のみなさんの中には部活動を楽しみにしていた人がいると思います。小学校ではクラブ活動がありましたが、中学校の部活動はクラブ活動とは違い、運動部は大会があります。地区予選から始まり、県大会、関東大会、全国大会までつながる大会もあります。文化部でもコンクールや作品展などがあります。 目標をもって活動できると、はりあいがもてるでしょう。 学校は力を付ける場です。「授業」で力を付ける場です。学校はそのように設計されています。その設計図を教育課程といいます。教科等の学習、行事の取組、清掃、給食、生徒会活動などは授業に位置付きます。 部活動は教育課程から「外れる」活動です。ですから「部活動が大変だから授業に集中できない。」「部活動が大変だから勉強がはかどらない」では困ります。部活への期待を高めて参加してみようと考える皆さんだからこそ、このことは覚えていてほしいのです。 私は長い間、顧問として水泳部を受け持ちました。部員に対しては「応援されることの価値」を伝え続けました。技術指導よりもそのことばかり言っていた気がします。どんな形でもいいので、応援される人になろうと。きちんと授業に臨む人、学校生活を送れる人、誰かの役に立とうとする人は・・・応援される人です。 実際にオフシーズンのときにすすんで校内の落ち葉掃きをしたり、重いものを運ぶ姿を見かけたときは進んで手伝いを申し出たり、なぜか体育祭の記録集計を楽にするマクロを開発したり・・・泳ぐこと以外で得意なことで誰かの役に立とうとする部員が一人二人と育ちました。 「水泳部のおかげで助かった」「水泳部の〇〇にお礼を言っておいて」「学校背負って頑張っているねぇ」等の言葉や励ましを先生や生徒や保護者からもらうと我がことにように嬉しかったことを記憶しています。 やってみたい続けてみたい部活動。運動でも文化活動でもいいですがそうした活動に気持ちよく本気で取り組むためにこそ、授業に本気で取り組むんで欲しいのです。そして、ささいなことほど真剣に取り組む姿に人の心は動きます。 「応援したいなぁ」と。 中学校では生徒会活動もあります。本日の会も、生徒会執行部を中心に進めました。委員会活動も生徒が中心となり自主...

4月8日(火)令和7年度いじめ防止方針

  本年度の方針です。以下のリンクから確認いただけます。   https://drive.google.com/file/d/1VD1LyezBs9zIAuCtsmp7D4hY4DbJGFN6/preview    

4月8日(火)第1学期始業式、第44回入学式

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春らしい陽気になりました。満開の桜が本校を訪れるすべての方々を出迎え、祝福します。本日、令和7年度始業式並びに第44回入学式を滞りなく行うことができました。 入学式の中で新入生に次のような話を私からしました。在校生の皆さんも確認ください。 (以下抜粋) 初々しい皆さんに、これからの中学校生活をより充実したものにするため、私から二つのお話をします。 一つ目。中学校は「大人になるための学校」です。中学校は、義務教育を終える学校です。終えたあとの進路は、あなたの責任の下、あなたが選択します。就職する人もいます。中学校の卒業とは社会にでるための、そして大人になるための大事な一歩なのです。したがって、中学校は大人になるための学校なのです。大人として必要な最低限の「学力」や「約束事」を身に付ける学校です。だから小学校でいいと言われたことでも、中学校では「だめ」と言われることがあります。また、量や質が変わるため、小学校のとき以上に学習を自分で管理・調整することが要求されます。大人になって困らないように、やってはいけないことは「やめなさい」と言います。大人になって困らないように、あらゆる手を講じて学びに向かう力を育みます。生半可な状態で大人になられては困るのです。なぜなら、未来を、そして民主的な社会を形作る主人公は皆さん一人一人だからです。 二つ目。皆さん「自分」という存在がいよいよ大きくはっきりする時期を迎えます。人と自分との違いに気付き、思い悩む時期です。この時期を健やかに過ごすために、折に触れて「わたしは大切」と自分に言い聞かせてください。 「わたしは大切」だから、貪欲に学ぼうとする意欲が湧く。 「わたしは大切」だから、挑戦をいとわずに、心と体を鍛えることができる。 そして「わたしは大切」だから、人を敬い、人にやさしく寄り添うことができる。 九世紀初頭、真言宗を開いた空海は「自利利他(じりりた)」を説きました。 自利とは自分が幸せになること、そして利他とは相手を幸せにすることです。自分と他人とのつながりを軸に据え、「修行によって自分も救われ、相手も救われる」と考えたのです。空海は真の利他を為すためには自己を深めよと説きました。 空海に学び、「自利を以て利他を為す」を私は宗岡第二中が目指す学校像としました。みなさんが社会で活躍する力と感度を付けるに当たり、「...