投稿

1月, 2025の投稿を表示しています

1月16日(木)不測の事態

  不測の事態(=予期せずに発生する思いがけないアクシデント)に備えて、普段から準備することは肝心です。しかし、それは予期できる範囲での備えです。そして、もっと大切なことは生じた変化に対して柔軟に対応する力です。 週明け火曜日の夕方に1階給食調理室と各階パントリー(配膳ワゴンを一時的に収納するスペース)をつなぐエレベーターが突然動かなくなりました。そして昨日と本日、職員と生徒(給食当番)の力で1階廊下をベースに教室まで給食の運搬と回収を行うことになりました。安全を配慮した一方通行のルール等を設け、周知しました。本日様子を見ていたのですが、どの学年の生徒も協力して、落ち着いて、丁寧に往来していました。宗二中生の対応力を垣間見ました。さらに迅速に工事を手配いただいた関係機関と業者さんのおかげで本日午後、無事に復旧することができました。みなさん、ご心配をおかけしました。そして、大きな混乱を来すことなく協力いただき、ありがとうございました。

1月8日(水)3学期始業式

当日、お話した内容を掲載します。みなさんは、こまを上手く回せますか? 新年あけましておめでとうございます。令和7年は巳年です。これまで努力してきたことが実を結びはじめる年だといわれています。蛇は脱皮をすることから、新たな挑戦や変化に前向きになるといわれています。変化をいとわず、何事かに挑む年にしたいですね。 今日は「独楽(こま)」の話をします。 「こま」と言ってもいろいろな種類があります。叩きごま、貝(ばい)ごま、唐(とう)ごま、銭ごま、鉄銅(かなどう)ごま、全国各地の郷土ごまなどなどいろんな形があります。 また、「ゆびでひねる」「手のひらで回す」「ひもをつかう」「専用の道具を使う」など回し方のバリエーションも豊富です。中には回りながら音のなるコマや形が変わるコマもあります。 「こま」と言ってもそれぞれ個性があるのです。 みんなと同じです。どれが、または誰が一番というものではありません。「こま」であれば、その「こま」らしく回ることができればよいのです。みんなも一人一人に個性があるので、自分らしさを発揮してほしいと思うのです。 でも、まだ自分は何が得意なのか、何が好きなのか、何をやりたいのか、自分らしさと言われてもわからない人も多くいると思います。心配いりません。みなさんには学ぶ場があります。宗岡第二中学校があります。学校でたくさんのこといろいろなことを勉強することで、自分のやりたいこと、自分らしさを見つけてほしいのです。わたしは大切。自分の可能性を自分の力で探り当ててほしいです。 もう一つ考えたことがあります。「こま」は自分だけでは回ることができないのです。誰かに回してもらわなければなりません。みんなに自分らしさを発揮してほしいと話しましたが、自分だけで輝くのはなかなか難しいものです。周りの人に手伝ってもらう、教えてもらう、励ましてもらうことが大切です。 周りの人と言うのは、家族であったり、友だちであったり、地域の方々であったり、学校の先生方であったり、習い事の先生たちであったりたくさんいるはずです。その周りの人たちに励まされ、勇気づけられて皆さんは輝き続けることができると思うのです。あなたも大切。ですから、いつも周囲への感謝の気持ちを忘れてはいけないのです。 また、逆にみんなが仲間を励まし、勇気づける場面もたくさんあるはずで...