6月の全校集会で英語のリズムのことを取り上げたり、明日の英語学習発表会に向けた練習に参加させていただいたり、もちろん普段の英語授業の様子を見たりする中で、学習者の一人として私が伝えられることもあるかもしれないなあと、いまさらながら思いました。ことばは音でできています。当たり前ですが、大変肝心なことです。だから、ことばを身に付けるには音に頼るのです。授業で音読(声を出して読む練習)をやる理由もここにあります。 自分一人で勉強するときに、効果あるなぁと私が感じる方法に backward build-up(=backchaining) という練習があります。やり方は簡単。最後の語から足し算して読むのです。 ① My grandmother makes lunch for me. ② M grandmother makes lunch for me. ③ My grandmother makes lunch for me. ④ My grandmother makes lunch for me. ⑤ My grandmother makes lunch for me. ⑥ My grandmother makes lunch for me. 誰かとペアで練習する方法もあります。 一人はテキストを見て読みます。もう一人は何も見ずに繰り返します。 chunk (意味のかたまり)を単位に練習する方法もあります。リズムを保ちつつ流ちょうに読めるようになると言われています。 ① M grandmother makes lunch for me. ② My grandmother makes lunch for me. ③ My grandmother makes lunch for me. paragraph (段落)、1ページ・・・と練習の範囲を広げると負荷(時間や労力)がかかります。負荷がかかる分、何度も同じ表現を音読するので、記憶に残りやすくなります。定期テストに向けた復習などで活用できそうです。 英語の勉強は、トレーニングです。上手に発音する筋力を付けることが何よりも肝心!と私は思っています。声を出して読...