6月29日(木)全校朝会

「睡眠」について話をしました。夜型の生活が進行する中にあって、日本人の睡眠不足は昔から問題視されています。中学生の皆さんにとっても睡眠不足は深刻な影響を与えます。とりわけ学習や作業等を効率よく進めるために睡眠の果たす役割は大きいのです。「日中に学んだ情報や経験は、しっかりと眠ることで定着する」ことを教えてくれる研究結果がたくさんあります。眠っている間に必要がない情報を脳が捨てる(=忘れる)ことで、新しい情報を保管するスペースが作られるからです。数時間の睡眠では不十分です。このスペースを確保するために、15歳の中学生に必要とされる睡眠時間は8時間45分とされています。また、大人(2664歳の労働世代)については7時間~9時間が必要です。皆さんには、自分の睡眠時間はもとより、周りにいる友だち、家族、そして先生方の睡眠にも気を払ってほしいです。学ぶ人、教える人、そして教育という営みを支えるすべての人が「しっかりと休息がとれている」からこそ学校は成り立つのです。学校は人で成り立っているのです。



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